幸せかわら版

2012.09.06幸せかわら版

社長メッセージ【2012年8月】

最近のニュースといえば、中国や韓国との領土問題でしょうか。これは簡単には解決しないでしょう。理由のひとつに、お互いに自分が正しいと思っていることがあります。
「正しさ」は絶対的なものに見えますが、実は時代や風潮で変化するものであり、それほどあてになるものでもないようです。戦前の正しさと戦後の正しさは全く違いますし、同じ時代であっても個人によって大きく異なります。
私たちは色々な困難や問題に出会った時、正しい判断をしなければいけませんが、その判断基準である「正しさ」が普遍的なものかどうか、今一度確認しておく必要があります。その時代には正しいと思われていたが、後世では否定された正しさ(価値観)、その時には正しいと思っていたが、年数を経て振り返ると未熟だったと感じること・・・。そんな経験は誰にでもあります。
多くの「正しさ」は一時的な流行に過ぎず、それを判断基準にしてしまうと道を誤る可能性があります。では普遍的、絶対的な「正しさ」というものはあるのでしょうか?
私は「道徳」がそれに当たると思っています。二千年という時がふるいにかけて残した、どんな時代でもすべての人が認める絶対的な正さ、それが道徳です。例えば、「嘘をつかない」という価値観(道徳)を否定する人は過去にも、そしてこれからもいないでしょう。
複雑になる一方の世の中で、常に正しい選択や対応を取るのは至難の技ですが、道徳に照らし合わせて判断すると、大きく道をはずれることはないのではないでしょうか。
自分の価値観(正しさ)を大切にすることは大事ですが、柔軟性を失くすと頑固なだけになってしまいます。自分の価値観(正さ)も実は発展途上で、それほど絶対的なものでもないという発想も片面では必要だと思います。